OSのような大規模のプログラムであれば、機能別にプログラミングを分業する事はできると思います。(優秀なプログラマーという前提で・・)
またSQLを読んで画面表示、更新、追加などというルーチン的なプログラミングも分業は可能だと思います。
しかし、どうしても新たな手法、調査などの検討が必要なものは私は分業は無理だと思います。理由は基本的にプログラマーの能力の差は大きく、多くの学ばないルーチンプログラミングしかできないものに、まかせる事はできません。
優秀なプログラマーであれば、他のものが書いたプログラムソースを見る事ができます。そしてそのプログラムを見ればどの程度レベルのものが書いたのかわかります。これらには、さほど時間を必要としません。
この写真の方はアンダース・ヘルスバーグという人で”多くの言語の父”と言われています。私の尊敬する人です。
元ボーランド社でTurboPascal,Delphiなどを作り出し、ポーランド破綻と同時にマイクロソフトに転籍し.NET,C#などを作り出した人と言われています。
当然多くの人が参加していますが、基本コンセプト、ベースとなる部分は少数の優秀なプログラマーでなければ無理な話です。
私は自分が優秀なプログラマーだとは思いませんが、調査、研究に多くの時間を費やします。ルーチンプログラマーとはどう考えても仕事ができません。当然私はこのアンダースさんの足元にも及ばない事は重々承知しています。
プログラミングってそんな簡単な事ではないのです。しかも今の混沌としたIT環境の中では。。
今でもよく”協業しませんか?”という電話が派遣IT会社から多数あります。お前のところに使えるプログラマーはいないだろう!と思いまが・・・そこまでは言えないので体よく断っています。。
IT人材人不足だそうです。それは優秀な人材で、どうでもいいのは余っていると思います。