Windows10にはLSBTというライセンスがあります。これは何かというとLong Term Servicing Branchという言葉の略称です。
簡単に言うとWindows10の年2回の更新をしなくとも最長期間のサービスを受けられるという事らしいです。最長期間はWindows10のサポート切れである2025年までらしいです。(よくは知りません)
ただWindows10搭載機を購入するといろいろなBuild(年2回の更新)が混在するので社内のパソコン管理は混乱するのではないかと思いますが、ここらはどうなるのでしょうか?
このLSBTを使うにはボリュームライセンスでEnterprise版にする必要があります。
このLSBTがいいのかどうかわかりません。ただいろいろと混乱を招くと思います。
ユーザー:御社のXXサービス受けているんですが、使えないんですよ。
ベンダー:パソコンはWindows10ですか?
ユーザ:Windows10にしろいうからしてあります。
ベンダー:Windows10であれば問題ないはずなのですが・・。どんなソフトが入っているかわからないのでなんとも言えませんね。。
LSBT一般的でないのです・・・次のようなケースがあるかもしれません。
ベンダー:Windows10のBuild番号何番ですか?(少し賢いベンダー)
ユーザ:わかりません。情報システム部に確認します。
ユーザ:Windows10 Build 17XXXXだと言っております。
ベンダー:Build17XXXXはもうサポート終わっているので使えません。Build 19XXXXにする必要があります。
ユーザ:(情報システム部へ)XXベンダーのソフトが使えないんだよね。相手はWindows10のBuild 19XXXXからでないと使えないと言っているんだけど。
情シ担当:当社のWindowsは勝手に更新できなくしているんですよ。
ユーザ:このソフトが使えないと業務に支障がでるんだ。なんとか対応してくれないと困る。
などという問題は起こらないのでしょうか・・
私だったらWindows10で年2回の更新できる環境を構築します。それが一番間違いないかと思います。。
LSBT、さほど普及はしないと思います。
どんなWindows10でも実行できるアプリケーション環境にしておけばいいだけです。LSBT今一よくわからないライセンスなのです。