サティア・ナディラ

Pocket

もう年末ですが、、私は・・あまり気にしません。単なる月日の流れだと思います。
ただいろいろ休みになるから面倒だなーと思うくらいです。

年始、年末商戦をしていない企業の経営者は関係ないと私は思います。・・最近は環境変化、時代の流れの変化が激しく何をどう先読みするか重要な事になっています。

そんな中久々に本を読破しました。。その本はマイクロソフトCEOのナディアが書いたものです。

 なぜに彼が米国マイクロソフトの社長になったのか知りたかったのです。

米国マイクロソフトの社長をスティーブ・バルマーから引き継ぐなど、どんな気分だったのかと・・マイクロソフト全盛期ではないとは言え、多くの知的人材が在籍しています。まずは彼らに認めらる必要があると思います。「認められた人」でないと大勢退職します。多くの優秀な人材は引っ張りだこ状態だと思います。

ナディアは名前の通り、インド生まれのインド人です。
彼はインドでも裕福な家庭に育ったようです。日本人には馴染みはないですが、若い頃クリケットに夢中だったとか・・

ナディアは米国の大学を出て、サン・マイクロシステムズに就職したようです。マイクロソフトが目覚ましく発展している最中に引き抜かれて入社したようです。多くの知識あるものを集めている最中の事で、前CEOバルマーのような一本釣りのような人ではありません。ナディアは多くの中途採用の技術者の一人として入社した方です。

彼はマイクロソフトの基幹システムではなく検索だとかBeingなどのどちらかというと主力製品でないものを中心とした部門をまわったようです。CEOになる前はクラウド事業を率いていたらしいです。

ナディアはクラウドを素晴らしいものと語っています。本来の使い方をすればクラウドは素晴らしいものだと思います。
品素な発想しかできない私なりに考えると、物流システムで配送車、飛行機がどこにいるのかなどクラウドを使わないと無理な事です。自動販売機の在庫管理、売上管理もクラウドがいいのではないかと思います。

ただ多くの日本企業が進めている、既存業務のクラウド化は違うだろうと思います。クラウドにするメリットがないのです。日本マイクロソフト、日本アマゾンがクラウド推進で訴えるものはナディアのものとは違います。

人種差別大国、米国なのでいろいろな差別問題があったと思います。ソフトウェア企業は人種差別が企業内では少ないとは言え・・いろいろ差別はあったと思いますが、そこにはほとんど触れられていないのでわかりません。

ナディアは障害を持つ子供が2人いるようで、自らの子供から学ぶ事も多くあったようです。

CEOになる前にマイクロソフトが肥大化しすぎて内部闘争ばかりしていたと語っています。よくある大企業病です。そんな中、数人の候補者の中でナディアがCEOに指名されたようです。

バルマーから引き継ぐ際、今までの前例などまったく気にするなとか、バルマーがしていた事を継続する必要性がない事を言われたようです。ナディアがCEOになった後、バルマー、ビルは、マイクロソフトを退任したようです。

Google、Amazonはまだ創業者が社長です。Appleのティムはよくわかりませんが、ジョブズの影響が大きすぎその後を追っているように私には見えます。独自路線はいまのところまだないように見えます。最近また50万以上のMacPro?を発売しました。あいかわらずよくわからない企業です。
長いのはOracleの社長ラリーさんですが・・。彼も創業者です。Oracleは
終焉が近いと思っています。最近の保守料の値上げは異常です。私であれば、意地でも別DBにします。

ナディアとバルマーの大きな違いはナディアは社内外、いろいろな人の話を聞き最終的には独自で方向性を決断するようです。そしてLinuxをWindowsに取り込みました。SQLServer on Linuxなどナディラ マイクロソフトの目玉製品ではないかと思いますが、売れているのでしょうか?日本ではシステム部門の能力が低い為まったく話題にはなりませんが、海外では成功を収めているようです。

Windows10の年2回大幅更新を決めたのもナディア マイクロソフトのようです。この時代の変革の速い中で数年に一度の大幅更新ではお客の要望に応えられないと考えたようです。
更新は素晴らしい事ですが、更新時間を短縮して欲しいとは思います。多くのユーザは私と同じ意見だと思いますが・・。

Linuxは癌だとバルマーは言っていました。私もまだ実際そう思います。
最近のセキュリティの貧弱性は多くの古いLinux製品です。IOTなど癌の巣窟です。

ナディアがスマホ事業にこれからも多大な投資をするとは思えません。ただスマホに代わる何かをするのではないかと思いますが・・IOT製品のOS市場をWindowsがどれほど取得できるのでしょうか?それともWindowsに代わるOSを作っているのでしょうか。

マイクロソフトのナディア政権まだはじめったばかりです。ただいろいろな改革をしています。

彼はピーター・ドラッカーの言葉を用い「企業文化は戦略に勝る」と語っています。私も大企業であれば一番重要な事は企業文化だと思います。
マイクロソフトは文化革命の真っ只中らしいです。

年末年始は気にしないとは言いましたが・・一応。。
今年はお世話になりました。また来年もよろしくお願いいたします。

342233222322222222322222222222222222

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)