日本マイクロソフト、日本Amazonから頻繁に既存業務のクラウドへの移行に関する講習会のような案内が届きます。
はたして既存業務をクラウド化する意味はあるのでしょうか?
自動運転やらゲームソフトを作るのであれば、クラウドは重要だと思います。(思い出しましたが、AIとゲーム開発は密接なのです。ゲーム開発者がAIと呼ばれるものを開発する場面も多いようです。)
新たな業務であれば、試しにクラウドで開発してみるのもいいかと思います。ただし、クラウドに何を求めるのかは重要な事だと思います。
そして社内ではネットワークインフラを見直す必要があるかもしれません。そして一番重要な事は社内にネットワーク管理者を作るという事です。
ネットワーク監視をしないでクラウドと言っている方々は私には理解できません。恐らく何もわかっていないと思います。
社外に任せてもいいですが、業者は「申し訳ありません」を言わず徹底的に調査分析しているところでないと無理だと思います。
ファイルサーバーをクラウドにする話も稀に聞きますが。。ものすごくネットワーク負荷が上がる事、またバックアップを考慮すれば私はオンプレがいいと思います。
前も書いたと思いますが、日本マイクロソフト、日本なんちゃらが言うのとは別に海外ではハイブリッドクラウドが主流です。
なぜか私にはクラウドとかAIという言葉をよく耳にいます。そもそもクラウドとWEBサービスの違いをわかっていますか?と聞きたくなります。実際にはわかっていません。
私の定義はグローバルIPが必要なものがクラウドで必要がないものがWEBサービスです。両方をまとめてクラウドと今は言うのかもしれませんが、私の定義はこんな感じです。
クラウドでの運用コストは減るとは思えません。ハード障害の監視はしなくてもいいかもしれませんが、クラウド99,99%の稼働率であれば、年3回ほどは障害が発生するかもという事を意味します。まったく障害が発生しないかもしれませんが、切り分けは難しいところだと思います。
どうしてもクラウドにするのであれば、ハイブリッドクラウド対応製品を選択すべきだと思います。
最近クラウドとかよく聞きますが、WEBサービスとの違いもわかっていなかったりします。そもそもクラウドを使うメリットはなんでしょうか。それがわかっていない方々が驚く事に多いのです。