Azure Down

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マイクロソフトのAzure、Offce365が全世界で、日本時間5月3日早朝数時間ダウンしたようです。

いろいろなサービスのダウン状態を調べられるサイトがあります。必ず毎日のようになにかしらダウンしています。この図はそのサイトの5月3日のAzure、Office365ダウン時のものです。

これ見る限りそんなAzure,Office365など使われていない?ように見えます。AWSもさほど変わらないと思います。最近のIaaS系クラウド導入はAzureがほとんどだと聞きます。
実際、サーバーベンダー、Hp,Dell,Lenovoなどのマイクロソフト、AWSのクラウドにより業績が悪化している事はないようです。サーバーベンダーもHCIというオンプレクラウド版を発表して好調なようです。マイクロソフトにしてみれば大事なパートナーでもあります。
マイクロソフトもHCIのサーバーを販売をしています。

クラウドの問題点のひとつとして信頼性があります。クラウドはDDOS攻撃の標的にもなります。何か問題が発生すれば必ず数時間停止します。

Office365のメールのようにクラウドでなければ無理というものもあります。すみ分けすればクラウド使えるものだと思います。無理やりクラウドに移行するケースはほとんどないと聞きます。
サーバーの保守終了などでクラウド移行もあるようですが、目的を明確にしておかないと「聞いていない!」というような内容が多発するようです。短期で見ればクラウド安いですが、長期で見ると高額です。そしてネットワーク費用もダウンロードトラフィックによって変動します。これを正確に調べるには専門化のいない日本の情報システム部門では無理ではないかと思います。

Googleのエンタープライズ向けのクラウドがダメな理由はネット接続必須な事だと思います。Googleもハイブリッドクラウドを発表していましたが、調べていないのでどのようなものかはわかりません。

前から書いていますが、ほとんどのクラウドはハイブリッドクラウドが主流です。
クラウド最長3年契約です。3年後、ないとは思いますが、クラウド業者から2倍の費用を請求されたら払うのでしょうか?ハイブリッドクラウドであればオンプレに移行、別のクラウドに移行する事ができます。
AzureでVMwareもサポートするようです。AWSでHyper-Vが動くのかどうかは知りません。

クラウド、Office365とバックアップはいいかと思いますが・・・。自分がそれで使っているからそう思うのかもしれません。

5月3日日本でさほど騒がなかったのはバックアップくらいでしか使われていないという事だと思います。後はOffice365ですが、早朝でゴールデンウイーク中という事で被害はなかったのではないかと思います。

パブリッククラウドが普及しない理由は価格、信頼性がない、セキュリティなどの課題があるようです。

前IDCか何かのレポートに5年後も8割はオンプレ上で稼働するという報告がありました。間違っていない報告だと思われます。

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