WTIという悪魔

Pocket

WTIという米国石油を扱う先物取引が月の切り替わり最終日に1バレル、マイナス37ドル程になったようです。

私はほとんど理解できていませんが・・「4月21日、5月分の原油中間業者が満期でそこまでに納品しないと義務があるものを大量に保有していたそうです。これらの業者は価格が上がってから「売ろう」と思っていたようですが、価格は下がる一方なので直前の数時間に投げ売りをしてマイナスになった。」・・こんな感じだと思います。

多くの先物を扱う日本(だけ?)の証券システムではマイナスなど想定もしていなかったようで、マイナスになった途端、取引不能になったようです。システムがそもそもマイナス対応していないのです。

私も楽して稼ごうと・・・・原油を数週間前に少量買いました。。その時でも過去にない大安値です。ただ普通に考えれば、国境封鎖、ロックダウンなどで飛行機は飛んでいない。車も近距離だけ・・などなど考えればガソリンなどの石油関連の需要がないのは当然です。下降線で、数日して諦めて手放しました。。
過去にないほど安いという理由だけで買った私はアホです。過去の事例は参考にならない今の現状です。全てが例外なのです。

ただ今回のマイナスになって大きな損害を受けた方々は数知れないようです。皆がみなマイナスはないと考えていたようです。
専業トレーダー?も、今回莫大な損害を受けたものも数多いようです。(私は少額ですが・・それでも私にしてみたら痛い金額です・・)

先日そういえば、全世界の飛行機をリアルタイム監視できるサイトがあった事を思い出して見てみました。数年前?十数年?一部のマニアで有名になったサイトです。

この図は商用飛行機(戦闘機以外?)を日別に飛んでいる数を統計的に表示したものです。今現在コロナが騒がれる前の1/4ほどになりました。驚いたのは1/4も飛んでいる事です。国際郵便ものなのか、何目的で飛んでいるのか知りません。

何年後に飛行機の数が戻るのでしょうか。想像もできません。

石油の採掘場は簡単に停止、開始ができないようです。特にアメリカのシェールは難しいらしいです。秋から復活すると言われているので赤字でも動かすのがいいらしいです。(秋に石油需要が復活するとは私は思えませんが・・)

子供の頃から変わっていた私は「大人になる頃には石油は枯渇している」と親父か学校の先生か誰かから聞きました。どんな世になっているんだろうと頻繁に妄想していました。
まさか捨てるほどの量があるとは・・。

342233222322222222322222222222222222

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)