村田製作所。誰もが知る大企業です。
会計システムを委託した日本IBMの再委託先の中国IBMの社員が中国国内のクラウドに7万件ほどの取引先データなどを不正に取得しアップロードしていたとか・・・。どのような害があるのかは知りません。村田製作所の発表は不正に使われた事実はないと言っていますが、真実はわかりません。村田製作所といえば海外の企業とも取引が多いのでなにかあったら訴えられるかもしれません。日本のように謝罪ではすみません。(謝罪で許す日本文化が私には理解できません。)
悪いのはIBMだけではなく村田製作所側の情報システム部門でもあります。丸投げするのでこういう目に合うのです。秘密保持契約を結んでもなにしても意味ない事かもしれません。関わる全てを個人を面接してモラルのある人間かどうか見極めが必要なのかもしれません。多数いるのでできないなどと言い訳するのであれば人数を減らせばいいだけです。システム成功は人の数ではありません。
セキュリティとか気にする企業が多いですが、一番危険なのは情報システム部門なのです。一般従業員は情報システム部門が何しているのか理解するのは無理でしょう。情報システム部門こそリアルタイム監視が必要なのです。
こんな事件が頻繁に発生し、世間が知らない事も数多いと思います。
丸投げしてそこが悪いと言っても後の祭りで、企業イメージダウンは果てしないものがあります。日本の情報システム部門がお得意な丸投げ(投げる方の知識がない)方式は改善する必要があると思いますよ!