富士通、大型汎用機の開発、販売を終了

富士通、大型汎用機の開発、販売を終了というニュースを見ました。
富士通、日立の大型汎用機はIBM 大型汎用機の完全なコピーもので、詳細には知りませんが、IBMと契約の元独自カスタマイズ、作成したソフトウエアを販売していました。NECにはACOSというものがあります。ACOSは詳しくはないので知りません。(確かACOSも終わったような・・)

過去IBM大型機と富士通汎用機をもっている企業のサポートをしたことがあります。ほとんど同じなのですが、日本語の漢字コードが違います。1台のパソコン(エミュレータ)からIBMと富士通に接続できるようにするために名前など忘れましたが、コード変換ソフトウエアを導入していたことを覚えています。
富士通汎用機はIBMで発生したバグが1年後くらいに起こる・・という感じでした。汎用機2つのメーカあるといろいろ面倒なこともありました。一例で言うとIBMはMVSで富士通はMSPとか。今でも覚えています。私は主にIBMの汎用機を面倒みていました。過去の汎用機のOSは今のWindowsよりいろいろチューニングができたのです。
なぜにIBMと富士通、異なるメーカのものを持つのか当時が無駄だと思っていましたが、コストの対比をさせる為だったと思います。どれほど効果があったのかわかりません。

富士通は大型汎用機以外にUNIXも終了させる旨の発表がありました。富士通UNIXは今はなきサンマイクロシステムズの資産を継承しました。SPARKという独自CPUをサンマイクロシステムズはもっており、富士通がそれを継承したと思います。

私はマイクロソフトという名前も一般的でなかった頃Windowsを見て大型汎用機の知識を捨てる事を決断した記憶があります。「捨てる=もう学ばない」という意味です。ここから学ぶもの(独学ですが・・)は全てWindowsになりました。パソコンでExcelの3Dが回転するのを見た時、「汎用機は消える」と思ったものです。汎用機でも3Dの図は作れます。それはとんでもない高額なものが必要です。3Dでまわったからなんだという感じですが、汎用機にはほぼ無理な芸事です。

大型汎用機はまだまだ需要があると思います。知る限り2フェーズコミットなどできるものは汎用機しかないと思います。簡単なクラサバであれば2フェーズコミットなど必要ないですが、大量トランザクションが動作するものであれば2フェーズコミットが必要だと思います。銀行のセンターは大型汎用機ではないかと思います。(恐らく)。
汎用機以外では2フェーズコミットなどないのでプログラマーのスキルに依存します。SQL分も満足に書けないものが多いのにトランザクション管理など無理です。汎用機の2フェーズコミットはOS側(データベースシステム)でここらを管理するというものでした(恐らく)。

富士通は今後クラウドなどを中心として販売していくらしいです。魔法の呪文のようなクラウドです。クラウド事業など無理で、富士通もNECもソフト開発の一次受け会社になるように考えます。これまでしてきた事と同じです。ハード売りはあまり利益が出ないのでやらないのではないかと思います。そもそも自社でハード開発など金を捨てるようなものです。SPACKはどうするのかわかりません。そういえばIBMもPOWERというCPUを独自で作っていますが。。

メディアは好きな無知で知識もないのにいろいろ書きます。COBOL、RPG技術者がいないとか・・。私に言わせれば他の言語書ければCOBOLなど3日勉強すれば書けるわ!と思います。オンライン系IBMではCICS、IMS/DCというものに対応するCOBOLプロラグムも1週間か2週間で書けるようになります。

メディアなど見る気も読む気も最近ありませんが、メディアなどには真実がありません。真実は自分の知識と経験が重要な気がします。(稀に真実が書かれたメディアもありますが・・)
最近なにかと取りざたれるDockerというものがあります。こんなもの汎用機をしてきたものであれば簡単に理解できます。

IBMが大型汎用機をなくすことはないと思います。AWSが大型汎用機ユーザを取り込むというのも見ました。どうやって?という感じです。大型汎用機をしてきたものはCOBOLしか知りません。

私はいろいろ聞かれますが、大学卒業までコンピュータなど知りませんでした(威張ることではないですが・・)。そもそもパソコンとワープロ何が違うのかも知りませんでした。知ればワープロ不要論、ワープロの終焉など誰でもわかるだろうと思いますが・・。
会社はいって情報システム部に配属されそこからほぼ独学です。私の認める方々は聞くと同じように独学しています。

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