年1,2回ほどリフレッシュの為にITイベント関係に参加します。
今回はHCI(ハイパーコンバージドインフラストラクチャー)中心のイベントに参加しました。わかる人しかわかりませんが。。。IBMのPureSystemのようなものです。
これは何かというと各ベンダーが独自の技術で箱型セットを販売しています。OSからストレージまでセット売りのボックスです。メーカにより違うのですが、2セットから3セットで冗長性を確保するようです。
基本5年保守なので保守切れに近くなった時は同じメーカの新型のボックスを購入すればデータ移行などは自動で行うようです(メーカの言葉をそのまま信用すれば・・)。ただこのボックスは安くはなく数千万するようです。
面白くなくさほど聞いてはいませんが、このボックスの中はVMwareか、Hyper-Vなど仮想化して使うと思います。
別メーカに移行するのであれば、現行と同じで計画、作業が必要になります。
クラウド同様の完全なる囲い込みです。クラウドは月額にして安く見せていますが、このHCIは初期投資が高額です。大手素人IT部門が顧客のターゲットなのでしょうか。
その他は・・〇屋のA-L〇GというLOG収集レポートツールが展示してあったので、”ファイルサーバーからフォルダーをドラグアンドドロップでパソコンに移動させてしまったらWindowsログに載りませんよね?”と聞いたら、”そうですね。最近は通信機器のログ収集に主に使われています”と・・無駄にログを収集していますというところ以外使えません。
このツールはログを成形して見せるだけのツールです。ログに書き出されない限りわかりません。Windowsの仕様なのか決定的な問題があり実質使えません。
このA-L〇Gは10年以上前〇屋の売り言葉を信用して買いました。しかし使えなく、安かったので私は1ヶ月内で捨て海外の別ソフトにしました。(過去は20万円ほどでした。今は10倍以上します。機能差はありません。)
その他MFTファイル転送ソフトがありました。過去は安価で保守料もありませんでした。今は高価で高い保守を払います。社内で使うのであれば、FTPで私は十分だと思いますが。。
日本の情報システム部の能力は低いのでしょうか?囲い込みハードと実質使えないソフトを使っています。
ITイベントで役立ったものは今回は講演会だけでした。。講演者は娘と同じ年齢ですが・・学ぶものはありました。