ある零細IT企業の社長

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前職退職前、会社立ち上げ何をするのか定かではありませんでした。

ただ海外のソフトウェアは優秀で安価である事を知っていたので、それを販売、サポートする事を少し考えておりました。

そんな中、海外ソフトウェアの日本国内への販売、サポートをしている”とある企業”をたまたま発見しました。当時、起業から10数年のベンチャー企業です。

会社のコンセプトは素晴らしいものでしたが、売っているソフトは”こんなもの売れるのか?”というものばかりでした。この社長及び主たるものはエンドユーザーの立場になった事がないのでここらの見分けができなかったのではないかと思います。

私は退職前、この企業の営業の方を呼んで話を聞いた事もあります・・・。買う気はなかったのです。。すみません。

ここでは海外のものを日本語化して販売していました。日本語しやすいもの(XMLなどで簡単にできるもの)だったらいいのですが、そうでなければ大変な作業です。会社立ち上げ時から従業員がいたようです。利益0から従業員を抱えるのは投資やら貯蓄がなければ銀行から借金しかありません。暫く売上、利益Upと借金返済の格闘だったと想像します。

数年後、このベンチャーのWEBサイト見てみました。なんと社長が癌で闘病中だとか・・驚きました。なかなか重症な癌らしいです。

その後、他の方が社長となり会社を運営していたようです。元社長は入退院ばかりだったようです。会社の業績は知りません。あまり書くと社名がわかるので書きませんが。。

癌は直ったのかどうかはわかりませんが、ご健全で生活しているようですが、大病だったようで発症する前のような活動はできないようでした。

数日前に知ったのですが、この社長、自前の株式をあるベンチャー企業に譲渡?してそこの子会社になったようです。自身はアドバイザーのような立ち位置で少し会社に加担するようです。どんな気持ちだったのでしょうか。想像もできません。

この方は癌への啓蒙活動をメインにする事を考えているようです。重症な癌を自ら調べ医者を選別し、一般的に言われている5年間の再発期間を乗り切った方です。生きる力は1人娘が20才になるまで生きる事だそうです。

この元社長、会ってお話しした事はありませんが、経営者としてしっかりとした方向性と忍耐と知識をお持ちの方だと思います。売るものに少し問題があったと私は思いますが・・。長生きして娘が20才になるまで生きてほしいものだと思います。

いろいろあるなーと感じた次第です。。

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