過去、”これからのインタフェースの標準規格はこれだ!”と騒がれ消えたものは多数あります。
その例としてIEEE1394インタフェースというものがあります。私などこれに注目したものです。過去のパソコンにもこのIEEE1394インタフェースを搭載した記憶があります。。久々に聞いてそういえばあったなーと思いました。今現在見る事はありません。
ビデオカメラもデジタルになり真っ先に買いました。デジタル=劣化しない。と思ったのです。(今と違ってminiTapeという時代でした・・どこがどうデジタルなのか怪しいものです。。)
記憶の遥かかなたですが、初めのデジタルビデオカメラはビクターが発表したものでした。よく壊れ、とんでもなく短い時間でバッテリーが切れた覚えがあります。最終的には5分ほどだったような。。
私の事なのでさんざんビクターにはクレームを入れたと思いますが。。どこかのスマホと同じく設計不良だったのでしょう。
その後SONYのものを買いました。あまり撮るものもないしマメな人間でもないのですが・・・・
SONYのDCR-PC100です。
いかにもSONYの初号機という名前です。このインタフェースに採用されていたのがIEEE1394というものです。しかもそのSONYのIEEE1394はカスタマイズ版(?)でiLinkという名前でした。
なぜにIEEE1394は消えたのでしょうか?
少し調べたらこの特許をもっていたのがAppleで、高額な特許料を取得しようとした事が原因と書かれていました。この為、マザーボードメーカはIEEE1394を標準で組み込む事ができず、ユーザはIEEE1394を使う場合は追加の基盤を購入する必要があったようです。
方やUSBは安価だったようで、多くの基盤メーカはUSBを組み込み、USBが普及しました。今やUSB3、USBTYPE-Cとかあります。Appleは暴利をむさぼろうとした為、みごとに外れIEEE1394は消えてたようです。
真実かどうかは知りません。似たような話でIBMのMCAバスというものがあります。こちらもPCのこれからの標準だとか言いながら消えました。
いつからあったのか知りませんがPCIバスというものが今では標準です。PCIの進化形もあります。
我が家にあるSONYのDCR-PC100ですが、数十年ぶり?に起動しましたが、動作しました。電源ケーブルなどは全てありました。
問題はどうやってPCに過去の映像を取り込むかです。。。
そもそも何が写っているかは知りません。。。